全1件中 1〜1件を表示
-
神保町と大正デモクラシー
文学神保町で書店を営んでいた曽祖父・谷村真介の大正期の日記を読んで私は驚嘆した。日記には現代史に登場する大人物が次々と現れ、曽祖父と親しく交流していたからだ。その中に、中国から留学していた周恩来、新進気鋭の芥川龍之介、社会活動家の賀川豊彦がいた。この3人の先人との対話で大正デモクラシーの特有の自由で多様な文化が浮かび上がる。【目次】プロローグ1 中国人留学生2 宝塚と浅草オペラ3 パリ講和会議4 文化の町5 モガモボ6 普選運動7 カフェ8 民本主義9 労働運動10 軍隊出動11 ぼんやりした不安1
全1件中 1〜1件を表示